自分のラインのタイムラインで試みた、小説っぽいものの連載風記事

タイムラインでの連載。おれの青春時代①

男二人(俺含め、もう一人は俺の友達)とイタリア人の女一人で飲んで、帰り際、イタリア女がトイレに入っている間、男友達が俺に言った。「ヒロカズこれからどうすんの?」その時の目が忘れらない。目は確実に、「ヒロカズ、頼むから帰ってくれ。おれは今後2度とこんな綺麗なイタリアの金髪女と寝られない。だから……」おれはすぐに事情を察して、「あ!!!そういえば、代数幾何のレポート忘れてた!!Y、すまんけど、おれ、速攻で大学のじめじめした研究室に戻るわ!」と演技。その後のイタリア女と、俺の友達Yの行方は……(続く)

 

タイムラインでの連載。おれの青春時代②

鴨川(京都の繁華街に流れる川です)のほとりへ降り立ったおれは一服ついていた。「ふう。あいつ、あのイタリア女をモノにできるかな。まあ、おれはストナン得意だから、全然譲ってやる分には構わないよ。ただ、あの女、イタリア人の割には、ちょっと胸がプニプニしすぎていたような……。」おれはその子の胸に偶然触れたのだった。ポッキーを胸に挟んで、男が食べるという愚劣極まりないゲームである。おれは谷間目指して一直線に……。そんなことを考えていたら、もう一人ストナンの餌食を探してみたくなってきた。おれは鴨川を眺めながら、その向こうに輝く三条の明かりに目を細めたのだった……(続く)

 

タイムラインでの連載。おれの青春時代③

そのころ、おれとYの住む寮では、おれの友達のYの母親が故郷の青森からYの身を案じてYの様子を見にやってきたところだった。Yの母親におれはあったことがないが、たいそう屈強な、なんでも女プロレスラーのような体格をしているらしい。Yの体格が痩せ型、しおれ型なので、対照的である。女プロレスラーの体をとんかつで例えると、Yの体はその衣、とでも言えばいいのだろうか。ま、とにかくそんな対照的な親子だが、Yの母親は、故郷のリンゴを持ち出して、寮長に挨拶した。「Yがいつもお世話になっております。今、Yはどこに?」「さあ、知りませんな。研究室では?Yは研究熱心で知られる学究の徒とですからな。」「あら!!じゃあ、研究室に向かえばいいのね!?ありがとう寮長さん」こうして、Yの母親はYの研究室目指して足を走らせた……(続く)