2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

朝の喫茶店にて

最近外が寒い。朝はコーヒーで温まりたくなるが、金がない。 最近よく行く喫茶店で、コーヒーなしのホットケーキだけの朝食をよく食べている。 当然、出される飲み物は水である。あの水が最近憎くてならない。 店からすれば当然、コーヒーを注文されないお客…

人生の「少しずつ」について

少しづつ、が昔から好きである。 なんというか、ドバーッというのが苦手というか、まとまって動く何かを見ると、異様に不安感が湧き起こってきた。 例えば、プレゼント。クリスマスシーズンの異様な盛り上がりは、何故か苦手だった。 それは恐らく、人々が何…

おっさんとトイレ待ちに思ったこととその顛末について

僕は駅前通りのカラオケボックスに年配の男性と到着し、カラオケを楽しんだのだが、歌い終わった後、唐突にその方がトイレに行きたいと言い出した。 その方がトイレに行っている間に僕は所在なさから窓を覗き込んでいた。 意外なことに、なかなか良いロケー…

ミスチル選民思想

よくよく考えてみたら、僕のまわりにはミスチルファンが多い。 就労支援事業所に通っているのだが、そこで仲良くなった40がらみのおっさんもミスチルファンだったし、幼年期に知り合った旧知の友人もやはり兄貴の影響を受けて、ミスチルの大ファンだった。…

就労移行支援事業所と僕の朝カフェ習慣について

僕はこの度就労移行支援事業所という僕にとっては馴染みの薄い障害者支援の組織で就労の為の準備をすることになった。 その組織は下京区の比較的アクセスのいい位置にあるので、僕はそのことにまず、就労移行支援事業所に通わせていただくことになった瞬間に…

Hさんの落ち着きとカラオケボックスにおける安心感について

Hさんという知り合いがいる。Hさんは現在僕と同じ就労支援センターに通い、共に社会復帰を目指して切磋琢磨する身なのだが……不思議なほど落ち着いている。 僕は32歳という年齢のこともあり、早く就職せねば!!とかなり焦りながらせこせこと家でも自分に就…

おじさんについての断章

おじさんという生き物は一体どうやって呼吸し、生きているのか? 僕にとっておじさんというのは異星に住んでいる生き物みたいに触れがたく、ある意味では尊敬に値する生き物だ。 おじさんという生き物がいなくなったら、僕は生きがいを失って、それこそパン…

年末におじさんとカラオケに行くことになった話

年末。世間では帰省であったり、おせちに何食べようと思ったり、年越しパーティーでハジけようと思ったり、そういったウキウキモード全開の季節。一人身の方は、一年間頑張った自分をせめて自分は自分の味方になって祝うだろうし、友人のおられる方は友人達…

Hさんとミスチルカラオケに行くことになったきっかけ

ひょんなことからとある年配の方Hさんと親しくなった。 親しくなったいきさつについてはここでは割愛する。とあるきっかけでHさんとカラオケに行くことになった、そのいきさつについてここでは述べてみたい。 カラオケに行くことになった直接の原因というか…

カラオケに行って考えたこと(作/ヒロカズ)

僕は先日(年末の差し迫った年の瀬)カラオケに行ってきました。 カラオケに行くのは随分久しぶりのことです。カラオケボックスの雰囲気に馴染めるのかどうか不安でいっぱいでした。 僕はカラオケ屋の雰囲気が割に苦手です。なんというか、煙が充満している…

おっさんとカラオケに行く

おっさんとカラオケに行った。 確かに他愛ない出来後ではある。しかし、僕にとってこれは衝撃だった。 まず、僕は自分がおっさん受けのよくない人間であると勘違いしていたからである。 おっさん受けのよくない人間がカラオケにおっさんに誘われたりはしない…

おっさんとカラオケ

年末の某日。 濡れそぼつ雨の中、二人の男は駅のホームからカラオケボックスへと足を走らせた。 カラオケボックスはおっさんによって予約済みである。 用意周到なおっさんと二人カラオケボックスへと向かう。 おっさんとは言え、僕と8歳差の40歳。 あなど…

おっさんとカラオケ

おっさんとカラオケに行ってきた。 こう書くといかにもゆるい空気が漂っている。 僕より8歳も年上の方とカラオケを同席するのだから、当然気を引き締めなくてはならない。もっと深刻にならなくてはならないのだ。 おっさんは約束通りの時刻に現れた。僕の方…

カラオケボックスから見た年末の風景

おっさんとカラオケに行った。 そのカラオケボックスから見える年末の風景は何故か物悲しく、それでいて、不思議に胸膨らむものであった。その全容を語ろう。 待ち時間におっさんと語らう時間があった。予約して行ったにも関わらず、僕らは結構な時間待たさ…

40歳のおっさんとカラオケに行く

この間40歳ぐらいのおっさんとカラオケに行った。 不安がなかったわけではない。おっさんがカラオケに行ってどんな感じに振舞うのか全く予備知識がなかったからだ。こうしたことに備えあれば憂いなしという立派な由緒正しいことわざを使いたくないのだが、や…

カラオケボックスにおけるおっさんの効能

この間40歳の方とカラオケに行った。 カラオケボックスの雰囲気はどこかしら浮ついた感じがして馴染めない。 真面目ぶるつもりはないのだが、いかにもティーンエイジャーが時間をつぶしている独特のやさぐれた空気に多少胃がやられてしまうような感じがある…