コーディングで作品作りした

迷路ゲームをデプロイしました。

自作した迷路ゲームをデプロイしました。 よければプレイしてみてください。 maze-1-977f7.web.app

モカフロスティ

昼下がりの炎天下、帰りにふと、馴染みの喫茶店に寄った。 おれには珍しく、冷たい飲み物でも飲んで気分を夏らしく演出してみよう、という考えが浮かんだのである。 こんなおれでもそんな気分のときがあるものだ。 普段はコーヒー一筋のおれが、そんな気分に…

モカフロスティを頼む

昼下がりの炎天下、馴染みの喫茶店で冷たい飲み物を注文する。 夏らしい気候に影響されて飲み物も夏仕様のものを注文してみようと思いながらメニューを眺めていると、モカフロスティという冷たそうなドリンクにきらりと光る何かを感じた。 炎暑で火照った身…

大喜利を考える

お題「おばさんのくせに○○」○○に入る言葉を考えます。 回答1 おばさんのくせに「いただきます」を言わない おばさんには上品にご飯を食べていただきたいですし、また、過度の空腹になってほしくもないですね。 回答2 おばさんのくせに礼儀正しい これはこ…

今日という日

今日もまったりと一日を始める。とにかく自分の身に起きたことに対して興味深く接していこう、というのが最近のテーマである。起きたことは極力見過ごさない。 最近僕が密かに企んでいるのは、自動販売機のセレクションに対して何かしらの考察を加える、とい…

ポール・オースター『ガラスの街』/ポール・オースターの作り出した迷宮

ポール・オースター『ガラスの街』は随分前に一度読んだ。その時は理解がおぼつかず、どの本を読めばいいのか、それがわかっていなかった時期であったこともあり、「こんな本もあるんだな~。オモシロ」と思って、放り出していた。 それが、最近になって、読…

イライラについての考察

僕はイライラすることというのがあまりないらしい。最近僕はイライラするシチュエーションというものについてよく考えている。 あんまりどこかに急いで向かう、ということをしていないせいか、イライラしそうになっても、「別に急いでないよな」と気づくと、…

とあるセンターにおける僕の日常

僕は今日の朝、最寄りのバス停でバスに乗った。 バスの乗り心地はさほど良くない。運転手さんは不機嫌そうで、乗客たちはむっつりと席に座っているのだった。 僕がセンターに着くと、いつものように席に着き、コンピューターの電源を入れた。コンピューター…

川の流れと戻ってきて欲しくないものについて

川というのは人の心をなんとなくゆったりさせてくれるようだ。あんなにせわしなく流れていく水の流れが人の心を落ち着けてくれるというのは何とも不思議な現象である。 川の流れに限らず、何かが流れていく様子というのはものによらず、人の心を落ち着ける作…

銭湯の面倒くささと逆に行ってみたい銭湯の魅力

僕は最近風呂に入るのが非常に面倒くさいと感じることが多くなった。 したがって、ほとんど風呂には入っていない。しかし、別に体臭が濃いとか、そんなタイプではないので、大丈夫だ。 世間には、銭湯のように、沢山の人が集まって、一緒に体を洗う場所があ…

朝の喫茶店にて

最近外が寒い。朝はコーヒーで温まりたくなるが、金がない。 最近よく行く喫茶店で、コーヒーなしのホットケーキだけの朝食をよく食べている。 当然、出される飲み物は水である。あの水が最近憎くてならない。 店からすれば当然、コーヒーを注文されないお客…

人生の「少しずつ」について

少しづつ、が昔から好きである。 なんというか、ドバーッというのが苦手というか、まとまって動く何かを見ると、異様に不安感が湧き起こってきた。 例えば、プレゼント。クリスマスシーズンの異様な盛り上がりは、何故か苦手だった。 それは恐らく、人々が何…

おっさんとトイレ待ちに思ったこととその顛末について

僕は駅前通りのカラオケボックスに年配の男性と到着し、カラオケを楽しんだのだが、歌い終わった後、唐突にその方がトイレに行きたいと言い出した。 その方がトイレに行っている間に僕は所在なさから窓を覗き込んでいた。 意外なことに、なかなか良いロケー…

ミスチル選民思想

よくよく考えてみたら、僕のまわりにはミスチルファンが多い。 就労支援事業所に通っているのだが、そこで仲良くなった40がらみのおっさんもミスチルファンだったし、幼年期に知り合った旧知の友人もやはり兄貴の影響を受けて、ミスチルの大ファンだった。…

就労移行支援事業所と僕の朝カフェ習慣について

僕はこの度就労移行支援事業所という僕にとっては馴染みの薄い障害者支援の組織で就労の為の準備をすることになった。 その組織は下京区の比較的アクセスのいい位置にあるので、僕はそのことにまず、就労移行支援事業所に通わせていただくことになった瞬間に…

Hさんの落ち着きとカラオケボックスにおける安心感について

Hさんという知り合いがいる。Hさんは現在僕と同じ就労支援センターに通い、共に社会復帰を目指して切磋琢磨する身なのだが……不思議なほど落ち着いている。 僕は32歳という年齢のこともあり、早く就職せねば!!とかなり焦りながらせこせこと家でも自分に就…

おじさんについての断章

おじさんという生き物は一体どうやって呼吸し、生きているのか? 僕にとっておじさんというのは異星に住んでいる生き物みたいに触れがたく、ある意味では尊敬に値する生き物だ。 おじさんという生き物がいなくなったら、僕は生きがいを失って、それこそパン…

年末におじさんとカラオケに行くことになった話

年末。世間では帰省であったり、おせちに何食べようと思ったり、年越しパーティーでハジけようと思ったり、そういったウキウキモード全開の季節。一人身の方は、一年間頑張った自分をせめて自分は自分の味方になって祝うだろうし、友人のおられる方は友人達…

Hさんとミスチルカラオケに行くことになったきっかけ

ひょんなことからとある年配の方Hさんと親しくなった。 親しくなったいきさつについてはここでは割愛する。とあるきっかけでHさんとカラオケに行くことになった、そのいきさつについてここでは述べてみたい。 カラオケに行くことになった直接の原因というか…

カラオケに行って考えたこと(作/ヒロカズ)

僕は先日(年末の差し迫った年の瀬)カラオケに行ってきました。 カラオケに行くのは随分久しぶりのことです。カラオケボックスの雰囲気に馴染めるのかどうか不安でいっぱいでした。 僕はカラオケ屋の雰囲気が割に苦手です。なんというか、煙が充満している…

おっさんとカラオケに行く

おっさんとカラオケに行った。 確かに他愛ない出来後ではある。しかし、僕にとってこれは衝撃だった。 まず、僕は自分がおっさん受けのよくない人間であると勘違いしていたからである。 おっさん受けのよくない人間がカラオケにおっさんに誘われたりはしない…

おっさんとカラオケ

年末の某日。 濡れそぼつ雨の中、二人の男は駅のホームからカラオケボックスへと足を走らせた。 カラオケボックスはおっさんによって予約済みである。 用意周到なおっさんと二人カラオケボックスへと向かう。 おっさんとは言え、僕と8歳差の40歳。 あなど…

おっさんとカラオケ

おっさんとカラオケに行ってきた。 こう書くといかにもゆるい空気が漂っている。 僕より8歳も年上の方とカラオケを同席するのだから、当然気を引き締めなくてはならない。もっと深刻にならなくてはならないのだ。 おっさんは約束通りの時刻に現れた。僕の方…

カラオケボックスから見た年末の風景

おっさんとカラオケに行った。 そのカラオケボックスから見える年末の風景は何故か物悲しく、それでいて、不思議に胸膨らむものであった。その全容を語ろう。 待ち時間におっさんと語らう時間があった。予約して行ったにも関わらず、僕らは結構な時間待たさ…

40歳のおっさんとカラオケに行く

この間40歳ぐらいのおっさんとカラオケに行った。 不安がなかったわけではない。おっさんがカラオケに行ってどんな感じに振舞うのか全く予備知識がなかったからだ。こうしたことに備えあれば憂いなしという立派な由緒正しいことわざを使いたくないのだが、や…

カラオケボックスにおけるおっさんの効能

この間40歳の方とカラオケに行った。 カラオケボックスの雰囲気はどこかしら浮ついた感じがして馴染めない。 真面目ぶるつもりはないのだが、いかにもティーンエイジャーが時間をつぶしている独特のやさぐれた空気に多少胃がやられてしまうような感じがある…

無職のクリスマスとイラスト人生の第二幕

僕がイラストをネットに上げ始めて一年十か月が経つ。この期間に上げたイラスト総数はおそらく千点に及ぶが、結局一つとして完成品は出来なかった。 それは言い訳でもなんでもなく、自分のベストを尽くしたものの、やはり、今一歩力が及ばなかったからであろ…

最近の出来事

冬である。当然のことながら寒く、人の視線は厳しい。特に無職にとってはそうである。 ファミマで店員さんも忙しそうに働いているのに、一体おれは何をやっているんだ、と言いたくなる。職業に貴賤はない、というのはこのあたりのことを指しているのだろう。…

クリスマス会に参加する前日譚

今日はクリスマス会に参加した。 サポート職員さんが前々から企画してくれていたものである。 僕は参加募集がかかった直後に、すぐ「参加します」と参加表明をしたところ、センターの女性職員さんに、「早ッ! さすがです!」と言われてしまった……。 僕は何…