大した記事ではございませんが……

今日は、朝の喫茶店(いわゆる行きつけの)での念願の快挙について書いてみよう。まあ、例によって、大した話じゃないよ。
その喫茶店では、毎日、僕のお気に入りのお姉さん(というほど若くはないんだけど、素敵な雰囲気を醸し出したやや年増の、正確に言うと、「年配の」女性)に目礼をすることを最近の日課としていたんだよ。
お姉さん(注。繰り返すようだが、そこまで若くはないよ~)は、僕のことを憎からず思っているようで、きちんと、目礼を返してくれていたんだよね。毎日。おわかり?
思うんだけど、人との関係で、アイコンタクトって意外に重要だよね。まずきちんと相手の目を見ないことには、「こっちの存在」が認知されないからね。どう思う?
逆に言えば、「相手の目」さえ見ることができれば、ある程度、その人はあなたのことを信用してくれるんじゃないかな~。多分ね。まあ、無論、何があったって人のことを信用しないっていう偏屈な、ヴィクトリア・ステーキのサーロインステーキみたいにガチガチに疑り深い奴もいるよ。まあ、でも、すっと目を合わせることができるとね、ある程度、こっちの話を聞いてくれる気がする。
まあ、それはさておき、今日も同じようにお姉さん(注。そこまで若くは……)と目礼したんだけどね、驚くべきことに、自発的に向こうの方から、「おはようございます」と言ってくださったんだよね~。
へへ~ん。すごいでしょ?
こちとら、お姉さんと毎朝目礼してただけなんだけど、カウンターで目を合わせるたびに、ちょっとずつお姉さんの頭の中で僕のことを認知してくださっていたんだろうね。
僕は「根本的には人間嫌い」と評されたことさえある、なかなかの曲者を自覚している人間だけど、こういう風な地道な他人との接触はなかなか悪くないと思ってるわけ。なんか、行きつけのお店の店先での他愛無い会話をする客に憧れたりさ。
前にこの喫茶店で僕のお気に入りのお姉さん(今話題にしてる人)をナンパしてるおっさんがいて、すごく羨ましかったのを覚えてる。
このまま、地道に活動していったら、そのお姉さん(注。そこまで……以下略)と話せる時が来るかもね。まあ、そうなったら、「アイコンタクトの重要性」について一席ぶってみるつもりだよ。ただし、この記事のことは伏せるよ、もちろん。